同窓会長挨拶

 

同窓会 会長 
宗村秀夫
 
 
2008年5月の同窓会総会で会長に選任され、以来会長職は16年目となりました。
今までの活動について簡単に触れてみます。

1、2008年は、母校の創立100周年の節目の年でもあり、
旧講堂の跡地を「百年の庭」(ももとせのにわ)として、在校生、教職員、近隣住民、
PTA及び同窓会が、庭園の整備を行いました。参加者の思いをインターロッキングの裏に記入していただき、記念式典当日には、完成した百年の庭でパーティをおこないました。

2、2012年3月末には、米国ワシントンD.C.にさくらの苗木を寄贈して100年となることから
(さくらの苗木を育成したのは、本校初代校長の熊谷八十三先生)、生徒を米国ワシントンD.C.に派遣しました。

3、2015年4月には、さくらの返礼として「ハナミズキ」受贈100周年を迎えたことから、
「ハナミズキ受贈100年祭」を母校、PTA及び同窓会として実施。当時の米国ケネデイ大使、中井都教育長などをお招きして実施することが出来ました。一方、日本郵便からは「ハナミズキ100年祭」に併せ日米合作の記念切手の同時発売という10枚シートを発売していただくと同時に、生徒を米国ワシントンD.C.及び隣接のアーリントンキャリアセンターに派遣して、友好校の締結等も行いました。

4、また、ハナミズキの原木が母校の一本となったことから、専門家に依頼して原木と同形質のハナミズキ110本を育成して、国立研究開発法人農業食品産業技術総合研究機構果樹研究所(旧 農商務省 興津試験場。初代熊谷八十三先生が母校から技師として赴任され、米国へ寄贈したさくらの育成の任に当たられ、その後2代目場長)、東京大学小石川植物園、兵庫県伊丹市、立命館大学、横浜市など、縁の地へ寄贈しました。
米国に寄贈したさくらの「里帰りさくら」の植樹も実施しました。

5、2017年には、愛知県安城農林高等学校(当校初代校長の熊谷八十三先生が初代教頭を約7年務めた)との友好校の締結、その後、東京都立三宅高等学校及びベトナム社会主義共和国ドンタップ省コミュニティ専門学校との友好校締結にも母校と共に協力させていただいています。

6、母校とは、入学式、体育祭(定時制はスポーツ大会)、学校運営連絡協議会、友好校との交流、三課合同発表会、卒業式及び記念品の贈呈など、生徒主体の活動への協賛を毎年実施してまいりました。

7、2028年には、創立120周年を迎えることから、創立60周年時に作成した日本庭園の整備事業を2019年から実施。120周年時には、新たな日本庭園をお披露目できるよう各位の力をお借りして整備事業を推進しています。

卒業生の母校愛に対し感謝すると共に、今後とも母校の発展のため、なお一層のお力添えをいただけますようお願いして挨拶とさせていただきます。

 
 

同窓会副会長挨拶

同窓会副会長 
伊藤祐三
 
 
私は卒業以来、毎年同窓会の活動に携わり、2008(平成20)年の総会から副会長を拝命し、本年2024(令和6)年5月25日の総会で、副会長を再任いたしました伊藤でございます

同窓会での活動は、年数回の役員会及び5月に総会の開催、11月園芸展で同窓生「憩いの場」の開設、同窓会機関紙「東園」の年2回発行等を行っています。
また、学校行事には会長と同行し、入学式・卒業式・体育祭への出席、年3回開催される学校運営連絡協議会など、年間を通じて数多く参加しています。

母校は2018(平成30)年11月の創立110周年記念事業を経て、益々伝統校に相応しい落ち着きと、生徒達は伸び伸びと学園生活を謳歌する学校になっています。

同窓会は、母校発展のために今後も協力をしていきますが、同窓会役員として協働してくださる同窓生の少ない事が悩みであり、母校の発展に共に歩んで行く仲間を増やしていくことが、今後は私の使命と思っております。

同窓生の皆様、今後とも母校発展のためご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 

同窓会副会長 
千葉雄司
 
 
 令和6年5月の総会で副会長に再任されました千葉雄司です。2期目となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 平成6年3月に園芸科46期生として卒業して以来、30年が経ちました。在学時より、広大な農場での実習が楽しみで、多くの知識と技術を学びました。1日を通しての農場実習の経験は、今の仕事においてもとても役立っています。
 卒業後は、平成13年度より同窓会役員を拝命し、園芸展では、同窓会の「憩いの場」などで、長年にわたり多くの先輩方にお声をかけて頂き、今日まで同窓生とのつながりを感じています。
 当時の石内展行会長とは、ご自宅が近かった縁もあり、役員会の度に会長のお車で毎回、自宅まで送って頂き、母校の歴史や石内会長の上野動物園長時代のお話などたくさんのご教授を受けたことも思い出深いです。
 
 また、定時制の学校運営連絡協議会委員も再任され、微力ではありますが、今までの経験を生かして地域との連携を保ちながら、全日制や定時制で「園芸」や「食」の分野を学びたい、もしくは定時制の専修生として「園芸」の分野を学び直したいという方にさらに興味・関心を抱いてもらう学校づくりを同窓会としてもPRできればと考えています。

 今後も宗村秀夫会長、伊藤祐三副会長をはじめ同窓生、在校生、教職員の皆様とともに、同窓会のさらなる発展と創立120周年に向けた体制づくりを整え、歴史と伝統のある母校へ恩返しができたらと思います。