母校情報
令和5年度安城農林友好校事業
令和5年10月28(土)29日(日)に、都立園芸高等学校と友好校の愛知県立安城農林高校へ第6回友好事業に、宗村会長・伊藤副会長・本多会計の3名で参加してきました。
安城農林高校は歴史があり、中部地区の農業高校の中心で広大な敷地がある学校で、
都立園芸高等学校の初代校長熊谷八十三が、安城農林高校の教頭から赴任して来た縁で友好校となっています。(熊谷八十三先生の碑があります)
校内には広大な農場で野菜作り温室ではミニトマト、ハウス内ではブドウ・イチジク・ナシなどを栽培しております。また、牛舎もあり搾乳が行われておりました
28日は東京駅から新幹線で三河安城駅に行き、車で安城農林高校へ向かいました。
友好事業は、両校の紹介や参加者の自己紹介後に班に分かれて校内見学、その後実習作業など多彩な交流を行いました。
翌29日には見学会を行い、初めは刈谷市野田町の次世代型農場「でんでん村」に行きました。 農場は安城市の不動産会社が手掛けており、自動車部品大手のデンソーなどが開発したハウス、「プロファームT-キューブ」でミニトマトの栽培を行っています。
ハウス内ではコンピューターで自動管理する最新技術が施されていて、生徒達は係の人から管理システムの説明や測定機器の説明を受け、靴カバーと手袋を付けてハウス内に入り、ミニトマトが栽培されている模様を見学しました。
赤く実ったミニトマトを試食しても良いとの説明で、生徒たちは赤い実を選び食べて「美味しい!」と歓声を上げていました!
帰りには各見学者にミニトマトの御土産をいただき楽しい見学が出来ました。
次に向かったのは、愛知県岡崎市の八丁味噌カクキューへ行きました。
八丁味噌は愛知県岡崎市の岡崎城より西八丁にある八帖町(旧八丁村)の二社で、江戸時代から生産される味噌の商標です。
江戸時代から伝統製法の八丁味噌を作り続けている会社の説明を受けて、味噌を貯蔵する蔵に入りましたが、味噌の香りが漂う独特の空間でした。
味噌樽は大変大きく展示してあった味噌樽は、江戸時代に作られた樽でした。
次は名古屋市の東山動物園へ行き、今は使われていないアフリカゾウ舎のバックヤードの見学しました。
この企画は動物園の飼育員が安城農林高校の卒業生で、後輩の為に動物園での飼育の説明を引き受けてくれた事により実現しました。
園芸高校の動物科生徒も普段は小動物の飼育しかしなくて、大型の猛獣の飼育は興味深く、普段では見る事が出来ない動物園のバックヤードに入り、現役の飼育員から説明を受けて大変参考になったと思いました。
飼育員の話で印象に残ったのは、動物への愛情は勿論ですが飼育に当たり安全を優先して、甘い考えは捨て逃げ道を確保して絶対に事故を起こさないと言う強い意志を持って、毎日仕事をしていると話していました。
動物園内の見学は時間がなく大変でしたが、高校生徒達は駆け足で園内を廻りお目当ての動物を見学していました。
以上、先端ミニトマト農業施設や八丁味噌蔵、東山動物園内のアフリカゾウ舎バックヤード見学など3か所を廻る見学が出来ました。
研修を通じて仲良くなった両校の生徒達は、名古屋駅で別れを惜しんでいました。
帰りは東京駅で解散式を行い、大変充実した2日間の両校の友好事業を終わる事が出来ました。
日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」で母校を舞台にした企画が放送されました。
6月28日(日)19:00から日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」に母校を舞台にした企画が放送されました。
「20度目の田植え頑張りましょう!」ということで園芸高校での、水田による稲作の企画が始まり、母校の学校紹介も放送されました。
今後も継続して放送が続きますので同窓生の皆様、是非ご覧下さい。
番組HPはこちらです。
blankhttps://www.ntv.co.jp/dash/articles/657vop0x3fh6v1jb4e.html
サヘル・ローズさん講演会(特別授業)とハナミズキ植樹式
平成31年3月14日(木)に特別授業として本校定時制卒業生のサヘル・ローズさん講演会及びハナミズキ植樹式が行われました。
講演内容は、「サヘル・ローズ~人権と園芸を語る~」のタイトルで、人権にかかわること、母校に対する思い、その他現在の芸能活動に関わる話を、約1時間講演していただきました。
講演後に前庭にて原木ハナミズキより接木した苗木を、後輩生徒達と共に記念植樹いたしました。
後日、NHKより講演会の模様をNHK番組「こころの時代」で「砂漠に咲く薔薇のように女優サヘル・ローズ」を全国放送すると連絡を頂きました。
[本放送] 令和元年11月3日(日)朝5:00~6:00 NHK Eテレ
[再放送] 令和元年11月9日(土)昼13:00~14:00 NHK Eテレ
講演会後校長室にて
ハナミズキ植樹
植樹式後輩生徒と集合写真
「第15回ふれあい感謝状21」特別賞受賞
平成31年1月11日(金)東京ガーデンパレスで開催された、(公社)東京都教職員組合互助会主催の「第15回ふれあい感謝状21」で母校と同窓会は、此れまでの活動に対して「体験活動・社会貢献活動部門」の特別賞を受賞しました。
受賞理由は、「学校を核とした地域作りを目指して、保護者、同窓会、NPO、民間企業、団体等幅広い地域住民の参画を得て、地域協働活動を推進している」
1.授賞式模様
2.受賞関係者
全日制体育祭報告
6月1日(金)快晴の中「平成30年度全日制体育祭」が開催されました。
今年は、創立110周年記念の一環として多彩なプログラムが組まれ、生徒一同各競技を元気に取組み、素晴らしい運動会になりました。
同窓会からは、宗村会長・伊藤副会長が出席し、応援合戦の審査や各競技の優勝者へ賞状授与などを行いました。
平成29年度 安城農林高校と友好校第3回交流事業
平成29年8月28日(月)・29日(火)両日で、友好校である安城農林高校との第3回交流事業が行なわれました。
今回は園芸高校がホスト校で、PTA・同窓会が協賛して企画を行い、皇居や熊谷八十三先生ゆかりの憲政記念館を見学して、ハナミズキの歴史や自己の進路についての研鑽を深める。また、安城農林高校生を園芸高校生のお宅にホームステイさせて、生徒・PTA・同窓会の交流を深め、今後の両校の結びつきを一層強固にすることを目的として行ないました。
安城農林高校からは、平松伸幸校長、竹内匡介教頭、内田昭二農場長、中根義一同窓会会長、黒田耕作PTA会長他4名、校内で選抜された生徒10名が参加し、ホスト校の園芸高校は、徳田安伸校長、佐々木一憲副校長以下教員7名、宗村秀夫同窓会会長以下4名、細川進PTA会長以下5名が参加しました。
日程は、28日昼頃安城農林関係者が到着して、園芸高校へ移動し講堂で交流会を行ないました。夕食は、本校食品科外部講師のお店で、F科卒業生が働く仏料理レストラン「麹町ル・ピアノ」で懇親会を行い、卒業生が調理した美味しい料理を皆さんで頂きました。
翌29日は、午前中に皇居内を見学しましたが、宮内庁庭園科で働くH科卒業生が、生徒へ挨拶に来てくれました。午後は憲政記念館に移動し尾崎行雄記念財団理事石田尊昭氏から桜とハナミズキに纏わる話しや、熊谷八十三先生の功績を聞き、校内の見学を行いました。その後、予定していた内容をすべて終了し一行を東京駅に送り、東京駅構内でお別れをして交流事業を終えました。
内容の濃い2日間で、移動距離も長く強硬なスケジュールでしたが、参加した生徒たちは互いに打ちとけ、今後の交流も確かめ合っていました。
生徒をホームステイで受け入れて頂いたPTAに感謝し、今後も生徒間の内容ある交流が続くことを願い報告を終えます。
イチョウ並木剪定作業
来年平成30年に創立110周年を迎えるに当り、伸び放題であったイチョウ並木を剪定整備し、イチョウ本来の円錐形の形に戻し樹幹内部まで日光を取り込むようにする為、平成29年3月25日(土)と4月1日(土)に母校卒業生が多く在籍する世田谷造園連合会の青年部が中心となり、造園職人がボランティアで剪定作業を行い、在校生の有志も枝の方付け等で多数参し、OBと協働で2日間作業を行いました。
初日は18社(36名)のOBと在校生約10名が参加して、高所作業車やクレーン付きトラックを使い作業を行い、最上部はロープワークを駆使して剪定を行いました。切り落とした枝葉は生徒達が素早く方付けを行い、チップ機械を使い粉砕し、植込地に蒔く作業をしました。
二日目は14社(30名)のOBと在校生約10名が参加し、高所作業車も2台に増やして作業を行い、無事に作業を終了することが出来ました。
作業に参加したOBは、高校生が黙々と作業をする姿に感動し、先輩として頼もしい後輩と協働で作業が出来たことに誇りと喜びを感じていました。
在校生も先輩たちの技術に驚き、授業では教えを得られない貴重な体験が出来たことを素直に喜んでいました。
このような事業が出来るのは、母校を思う同窓生が沢山いる園芸高校ならではの事で、今更ながら母校伝統の重みを実感できる事となりました。
同窓会副会長 造園科22期卒 伊藤祐三
記念樹解説板を設置しました。
近年校内で開催された各種式典において、植樹された記念樹の解説板を母校の要望により設置いたしました。
設置いたしました記念樹は以下の4本です。
1.平成12年4月植樹 ひ孫のハナミズキ「ハナミズキ」
2.平成20年11月植樹
創立100周年記念「サクラ”ファースト レディ”」
3.平成26年9月植樹 皇太子殿下来校記念「アカマツ」
4.平成28年2月植樹 里帰りさくら「ソメイヨシノ」
1.ひ孫のハナミズキ
2.皇太子殿下来校記念「アカマツ」
原木ハナミズキ接ぎ木講習会
百年前に米国より日本に寄贈された原木の内、現存する唯一のハナミズキを保護・維持管理する目的として、DNA100%の因子を持った子孫を残す為に、同窓会が企画した「原木ハナミズキ接ぎ木講習会」が、平成28年9月13日(火)午前中の授業で、園芸科3年生9名が参加して開催されました。
外部講師に田中豊氏をお招きして原木から挿し穂を採取し、接ぎ木(腹接ぎ)の講義を受けて生徒が台木40本に接ぎ木をしました。また、講師が持参した珍しい赤花ハナミズキ品種(ピンクマドンナ)挿し穂10本の接ぎ木も同時に行いました。
今回接ぎ木した苗木が100%活着するか未定ですが、母校と同窓会は連携して今後も接ぎ木を継続し、約100本位を目標に増やし育成を継続していきます。
1.接ぎ木講習会
2.挿し木実習
安城農林高校との友好校事業参加報告
安城農林高校と母校は、平成27年7月18日に友好校の締結を行いました。
第1回交流事業として母校主催で平成27年11月20日~22日三宅島緑化プロジェクトの活動に、安城農林高校から生徒8名、坂口校長・中根同窓会長他2名の計12名の参加をいただき、植樹活動を行いました。
第2回目交流事業として安城農林高校主催で平成28年9月17日~18日に、「ふれあい田んぼアート収穫祭」の参加をして稲刈り体験を行ってきました。園芸高校より選抜した生徒10名、徳田校長、大津教諭、PTA3名、同窓会3名の計18名で参加しました。
17日午後に三河安城駅に集合し貸切バスで、デンパークを視察研修後、安城農林高校へ行き交流会を行いました。生徒は安城農林高校生徒と一緒に、学校内にある学生寮に宿泊して親交を温めました。
翌日18日午前中に田んぼアート会場に行き、公募で集まった市民約400名の中に入り、開会式セレモニーに参加しました。
その際、園芸高校の参加も紹介され徳田校長が代表で挨拶を致しました。
その後班ごとに分かれて田んぼに向かい稲刈りを行いましたが、作業開始1時間後に生憎雨が降り出して、すべての稲を刈ることは出来ませんでした。
天候が悪い中でも生徒たちは初めての稲刈り体験に真剣に取り組んでいました。
作業後に泥だらけになった服を着替えて、ボランティアが用意して頂いた昼食を参加者一同で美味しく頂きました。
同じ作業を通じて生徒たちの交流は深まり、2日間の短い間ですが有意義な活動ができたと実感できました。
帰りは三河安城駅まで送って頂き、仲良くなった生徒たちは次回の再会を約束して帰途に着きました。
1.参加者集合写真
2.稲刈り作業
平成28年2月22日(月)
「里帰りさくら植樹式」を母校で開催しました。
平成28年2月22日(月)に母校において「里帰りさくら植樹式」が行われました。
1912(明治45年)に日本から米国ワシントンDCに贈ったさくら苗木は、初代園芸高校校長熊谷八十三先生が、農商務省興津園芸試験場に赴任され育成しました。この度そのご縁で、米国より104年前に贈った現存するさくらから接ぎ木で育てたDNA100%のさくら苗木を、公益財団法人日本さくらの会を通じて母校にいただき、「里帰りさくら」として記念植樹いたしました。
式典には来賓として、米国大使館から農務官エバン・マンジーノ氏、同窓生で参議院議員小泉昭男先生、(財)尾崎行雄記念財団局長石田尊昭様、(財)東京都公園協会専務理事上杉俊和様、国際ソロプチミスト様、東京都都議会議員、東京都教育委員会様、特別ゲスト八代亜紀様など多数のご出席を賜わり、植樹式が行われました。
PDF 式次第
1.来賓植樹
2.式典会長挨拶
3.来賓講演 米国大使館 農務官エバン・マンジーノ様
4.参議院議員小泉昭男様
5.特別ゲスト八代亜紀様
6.式典状況
7.ご来賓集合写真
新聞の記事
PDF 読売新聞 里帰りさくら
PDF 毎日新聞 里帰りさくら
平成26年9月 ハナミズキ百年祭功労者感謝状授与式
ハナミズキ百年祭の開催に対して、関係する方々に多大なるご支援・ご協力をして頂きまして、盛況の内に式典を終える事が出来ました。
母校及び同窓会では、特に功労のあった関係者の皆様へ感謝状を贈る「感謝状授与式」を平成27年9月8日(火)に母校会議室において開催いたしました。
-感謝状授与者-
・造園組合関係
宇田川辰彦氏 井上花子氏 大澤清一郎氏 田中正巳氏
會澤正夫氏 三浦敢司氏 阿部伍郎氏 松田武彦氏
・PTA関係者
渋井千秋氏 井上麗恵氏 藤田美和子氏
・同窓会関係者
内藤恒平氏 千葉雄司氏 池田栄彦氏 中澤陽香氏
平成27年7月 愛知県立安城農林高校との友好校締結報告
平成27年7月18日(土)に徳田校長・渋井PTA会長・宗村同窓会会長・伊藤同窓会副会長の4名で、安城農林高校新校舎落成式に参加して、同校との友好校締結の書類にサインし、締結式を無事に完了する事が出来ました。
体育館で開催された記念式典は、愛知県教育委員会・県会議員・同窓会関係者が多数集まり、式次第の中で友好校締結の儀式が設けられ、学校長・PTA会長・同窓会会長がサインを行い、一部ずつ交換して友好校の締結に至りました。
その後、新校舎前に移り園芸高校との友好を表した記念石碑の除幕式、ハナミズキ記念植樹を行い、式典を終えました。
今後両校は色々な交流を深めて、両校の発展と生徒の教育に友好を深めて行きますので、同窓会としても更なる協力をして行く所存です。
皇太子行啓記念植樹を行いました。 平成26年9月
平成26年8月8日午後、皇太子殿下が高校総体の慰労を兼ねて園芸高校に行啓されました。当日は、舛添都知事を初めとして多数関係者が来校され、德田校長の案内の下、高校生とも歓談されました。
当日は、時間の制約もあり植樹が出来ませんでしたが、学校側の依頼もありその記念として、9月16日に德田校長、宗村会長、伊藤副会長が赤松の記念植樹を行いました。
平成26年8月 興津果樹試験場を訪問してきました。
平成26年8月22日に、ハナミズキ100周年プロジェクトの生徒・教員・PTA・同窓会の総勢30名で、興津果樹研究所を訪問してきました。
興津果樹研究所は母校初代熊谷八十三校長が明治42年8月に技師として就任した場所で、米国に送る桜の苗木を育てた場所です。当日は、9時に母校をバスで出発して12時40分に研究所に到着し、出迎えて下さった吉岡照高上席研究員が研修室でパワーポイントを使い研究所の歴史や果樹の品種改良についてなど、詳しく説明を受けました。また、熊谷先生の研究所での話など資料を基に大変貴重な話をして頂きました。(この研修室の壁には熊谷先生の胸像画が掲げてありました。)
その後、場内を案内して頂きミカンの品種改良をする畑や、現研究所で作り現在のミカンの品種の基になっている「清見」の原木(約60年)を見学しました。
場内には、珍しい樹木があり、明治末年に日本に初めて入ったプラタナスの並木や、日本に3本しかないハゴロモノキの大木等がありますが、残念ながら100年前に米国から母校にあるハナミズキと同時期に入った原木は、数年前に枯れてありませんでした。
3時間余りの見学を終えて夕方母校に戻り、生徒達には来年4月の記念式典で研修の成果を発表して貰うことで、見学会を無事終了しました。
平成26年8月
昨年都立高校として初めて参加した「技能五輪造園の部」に今年も園芸科三年生2名が参加することが決まり、8月9日(土)に母校校長室にて関係者が集まり打ち合わせ会が開かれました。
初めに徳田校長より挨拶を頂き、参加する生徒選考の経緯説明を受けて、選出された生徒2名の挨拶を受けました。
担当の安永教諭より昨年も外部講師として指導をして頂き、今年も指導をお願いする園昌会の皆様の紹介と各講師の挨拶を頂きました。
今年の競技会は世界大会の選考会を兼ねた国内大会で、昨年と異なり二人一組で課題の庭を仕上げる事になります。今後生徒達は、8月から11月の競技会まで土日を利用して競技内容の技術を身に付ける特訓を受けて大会へ臨みますので、皆様応援よろしくお願いいたします。
平成26年1月24日
「母校生徒が第51回技能五輪全国大会造園部門に参加しました」
報告 副会長 伊藤祐三
平成25年11月23日・24日に江東区木場公園で開催された、第51回技能五輪全国大会造園部門に、都立の農業高校では初めて母校園芸科3年生の、二名が大会に参加しました。
全国からの参加人数44名中23人は高校生で、1位になったのは佐賀県の社会人の人でした。
技能五輪とは、総合的な技能の熟練度を必要とする内容で、23歳以下の青年技術者が技能日本一を競う大会で、述べ2日間(11時間)で課題の庭を完成させる大会です。
敷地(2.5m×3.5m)に、石割・石貼り・石積み・植栽・竹垣・木工・ロック・ガーデンなど、和風と洋風の技法が混りあった課題の庭を、一人で完成させます。また、国際大会がある年は二人一組で行う競技です。
参加した二名は造園専攻の生徒で、2年生で3級造園技能検定に合格者して、3年生で2級造園技能検定も今回合格しました。
技能五輪の課題は、技能検定よりも更に高度な作業内容があり、都内の農業高校では初めての参加であるためガーデニング担当安永教諭の他に、技術指導で過去に技能五輪に参加した会社と、本校の造園科卒業生で構成している造園家の会(園昌会)の会員が、ボランティアで指導を行い、練習時間は平成25年8月31日に始まり11月17日までの土・日を中心に行い、総計25日間で、講師は15名が持ち回りで、総計100人以上が指導を行いました。
練習期間中の差し入れを始め、大会中の応援と家族の支援も大きく、無事に大会を終らすことが出来ました。指導者からは、「石を割る音が違ってきた・技術の向上が凄い」また「卒業が楽しみですね」と二人の造園技術者としての成長について嬉しいお話を聞くことが出来ました。若い二人が造園の道に入り成長していくことが楽しみであります。
最後になりますが、ご指導ご支援下さいました多くの皆様方に感謝申し上げます。
1.技能五輪参加生徒と講師
2.母校での練習状況
平成25年11月13日
教員 中川幸大
第64回日本農業クラブ全国大会首都圏大会 大会式典を全校生徒で成功させました。
平成23年3月11日の東日本大震災とこれに伴う原子力発電所の事故により、平成25年に予定されていた第64回日本学校農業クラブ全国大会宮城大会の開催が困難なる事態が発生しました。
このため関東ブロック連盟の一都三県で開催することとなり、園芸高校は大会事務局として準備段階から参加して、大会実施では大会を締め括る大会式典を担当しました。
生徒は式典に向け25の係に別れ、6月から全校集会および係打ち合わせと準備を進めました。7月からは会場となる「ゆうぽうとホール」への視察や、マナー講習会、夏期休業中には体育館を使って本番さながらのリハーサルを行いました。大会が近づき10月に予定していたリハーサルが台風の影響で休校となり中止という事態に見舞われるハプニングもありましが、式典前日「ゆうぽうとホール」で全体リハーサルを行い当日を迎えました。
大会当日、平成25年10月24日は朝7時過ぎより、全国の農業高校生徒を迎えため、生徒はそれぞれの係で活躍をしました。最寄り駅から会場まで笑顔で誘導する生徒、大きな声を張り上げ警備をする生徒、笑顔とおもてなしの心で受付・誘導する生徒、荷物を責任もって預かる生徒、式典進行の責任を果たしたアナウンス・表彰生徒、式典を記録した生徒、大会記念グッズを小雨の中販売した生徒、また式典の事前に、会場をわかりやすく表示した生徒、会場へ責任もって物品運搬した生徒、リハーサルでそれぞれの役を演じ式典をスムーズに運営させた生徒など、生徒がそれぞれの役割を責任を持って果たし、また全校生徒が一丸となって第64回日本農業クラブ全国大会首都圏大会を締め括る大会式典を成功させました。
大会は無事に終了し、次年度65回大会開催県の沖縄県へと引き継がれました。
*同窓会といたしましては、この大会への協賛といたしまして大会誌への広告掲載に協力をして金5万円の寄付をいたしました
農業クラブ首都圏大会ポスター写真
農業クラブ首都圏大会パンフレット表紙
農業クラブ首都圏大会パンフレット内同窓会広告
平成18年4月21日(金)
母校改築工事のため講堂・特別教室棟・渡り廊下は解体されます。
総会終了後、見学し、お別れをしたいと思いますので、演劇部や音楽部等、講堂の舞台に立った同窓生の皆さんもう一度、舞台の上から会場を見て見ませんか?
多数の同窓生の出席をお待ちしています。